FXって何?

FXとは、外貨為替証拠取引という投資の一種です。
いつでもマーケットにアクセスできるため、空いた時間に出来る、専業主婦でも気軽に始められるなどの声も多いようですが、実際にどのように利益を出す投資なのかをご紹介します。


FXは為替差益と金利差益で儲ける投資

FXは外貨為替で通貨ペアを組んで、この差額を利益にするものです。

円安、円高という言葉を耳にしたことは誰もがあるはずです。
これは円の価値を表す言葉ですが、世界の通貨も同じように、時には秒単位で価値を少しずつ変えています。
アメリカドルやユーロなども同じように、貿易の状態やその国の情勢など、あらゆる影響を受けて価値を刻一刻と変化させているのです。
そこで価値の低いときになるべく多く購入し、価値が上がったときになるべく多く売る、あるいはこの逆の方法で利益を作り出す投資をFX(外貨為替証拠金取引)と呼んでいます。
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外貨為替の価値の違いを利用し海外の通貨で利益を作る方法には、外貨預金などもありますが、外貨預金の場合、常に日本円と、どこか預金を行う国の外貨でペアを考えています。
つまり日本円をベースにしなくてはならないということです。

しかしFXではこのような縛りがなく、外貨と外貨で組み合わせて差益を出すことも出来るので利益を出しやすいほか、日本円の価値に縛られたトレードを行う必要もないというメリットがあります。
そのほかにも外貨を一日保有すると、スワップ金利という金利手当てを得ることが出来ます。
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金利の低い通貨を売る、金利の高い通貨を買うことで生まれる金利差益のことです。
この場合、金利はそんなに大きな金額ではないため出来るだけ長く外貨を保有する長期トレードがメインとなっています。
このように、FXでは売買差益と金利差益、2種類の儲けを考えることも可能な投資なのです。


FX投資は24時間トレード可能、初期費用をかけずに簡単スタート

FXトレードを行うにはFX専用口座の開設が必要で、その口座を管理している会社からマーケットにアクセス、トレードを行います。
しかしほとんどの口座がインターネットから申し込める上、手数料などもかからずに利用できるので、投資を始めるためにかかるお金というのは非常に少なくて済むというのも、FXならではの魅力と言えます。
投資といってアタマに浮かびやすいものには株式取引があると思いますが、株式投資ではまず株を所有し、配当金や株の売買で出る利益を得ます。株取引のマーケットは平日の15時まで、スタートの時点で価値がどうであれ、株を購入しないことには何も投資が始まりません。
欲しい資産を購入するだけの資金は確実に必要ですし、保有するためにまず買うという行為が必要です。

しかしFXでは、売り、買いがセットになっている投資で、トレードを行うマーケットが開いている時間も24時間です
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そのため価値が全体的に高い場合には先に売って後から買い戻すといった、そのタイミングでもっとも損をしないトレードを選ぶことができますし、世界を24時間かけて巡回しているマーケットがあるおかげで、時間に縛られたトレードをする必要もありません。

また株では購入したい株の値段は、実際に現金の準備が必要となりますが、FXにはレバレッジという、テコの原理を使って証拠金の最大25倍までの金額を動かすこともできます。
そのため初期費用が少ないという理由から投資が出来ないといった問題などもクリアできます。