た行
チャート
外貨為替の価値の変動をグラフ化しているもののこと。利用する外貨の価格変動を時間で区切って、線グラフでリアルタイムに表示しているため、ここまでの為替が価値をどう変動させてきたか、ここからどんな動きをするかを考えるときにも有効。
注文
売買を行うこと。注文には複数あるが、最も原始的なものがレート指定を行わずにその場でトレードを開始する成行注文。売買の金額をレート指定してから行う方法が指値注文、約定する金額を指定する逆指値注文が原則となっている。
通貨ペア
FXトレードを行う際に必要な通貨のこと。FXでは2種類の通貨の売買差益、金利差益を利益とするため、組み合わせた2種類の通貨を購入することとなる。この2種類の通貨のことを通貨ペアと呼ぶ。種類は会社によって扱うものが大きく分かれるケースもあるため、口座選びでは注意が必要。
テクニカル分析
過去のトレードの値動きを参考に、今の流れのセオリーを見つけ出す外貨為替の予測方法。初心者にも利用しやすいため、多くのFX会社ではトレードツールにこの分析機能などをオプションとして提供している。ファンダメンタル分析とセットで利用することが原則となっている。
取引単位数
トレードを行うためには通貨ペアの購入が必要だが、最低購入数のようなもの。株式取引で言う、最低購入株と同じ意味を持つ。FX会社ごとにこの単位は異なるが、今までは1万単位が基本的な取引単位数といわれてきた。現在は1000単位など小さな単位を扱う会社も多い。アメリカドルであれば1単位が1ドルという計算になる。
トレード
FXの実際の売買のこと。取引とも言う。トレードを行う期間などでもコツや利益が変わってくるため、FXではトレードスタイルを決めてから口座を決める、通貨ペアを考えるという方法が一般的。一日で約定するデイトレード、スワップ金利の利益を考える長期トレード、数週間程度を目安に売買を約定する中期トレード、秒単位で売買を繰り返して利益を作るスキャルピングなどに分類される。
トレンド
チャートの流れのこと。徐々に値を上げている場合には上昇トレンド、逆に下がっている場合には下降トレンドなど、チャートを見て判断できる現在の値動きに当てはまる動き方をトレンドという。テクニカル分析で利用されるものだが、初心者はこのトレンドを読むことが利益につながるものと考えられている。
な行
は行
バイナリーオプション
FX会社の行っている投資の一種で、数時間後の為替が円高か、円安かを判断して購入する。その都度約定されるため、FXのような長期トレードが必要ないこと、証拠金などもいらないこと、チャートを常に気にしなくていいことから、気軽にチャレンジできる投資として注目されている。
バーチャルトレード
実際に証拠金などのお金を利用せずにトレードを体験できるもの。売買やスワップ金利などもそのまま利用可能だが、マイナスが発生することもない代わりに利益が出ることもない。実際にトレードを開始する前にFX会社を体験する人や、経済の勉強に利用されていることが多い。
ファンダメンタル分析
貿易や国の情勢などから影響される外貨為替の価格変動を予想する分析方法。世界が貿易などで密接な関わりを持っているため、自分が利用している通貨ペアに関係のない国に情勢の変化が出ても、どのような影響を及ぼすかを判断する必要がある。経験や知識が必要なので、セミナーなども開かれていることがある。