あ行
FX
外為為替証拠取引の略称のこと。証拠金を元手に外貨を購入し、その通貨の金利やその時点の価値で売買を行って売買差益や金利差益を利益とする投資方法。
か行
外貨預金
日本の円を外貨に変換して、海外の口座にお金を貯めておく預金方法。金利が高い国の通貨などに両替することで、FXと同じように資産から利益を増やすことが出来るといわれている。ただし、日本円と外貨の組み合わせとなるため同じような利益を日本円に縛られずに行えるFXが注目されることも多い。
経済指標
物価や国の経済状況などを過去と比較して数値で表したもの。国から正式な発表が出る前に各国の専門家などが予測を出すため、予測の発表、実際の数値の発表、と2回ほど大きく外貨為替の価値が変わることが多い。特にアメリカの経済指標は、FXのチャートに大きな影響を与えるとされている。
さ行
裁量トレード
システムトレードではなく、手動でトレードを行うこと。自分でリアルタイムに動くマーケットにアクセスし、売買を自分の判断だけで行うトレードで、最も原始的なトレード方法と考えられている。現在はシストレと裁量トレードを組み合わせた方法がメジャーとなっている。
システムトレード
注文を最初に設定し、その設定通りのトレードを自動的に行ってくれるシステムプログラムのこと。売買の設定から差額、この価格になったら購入するなど、多くのトレードに対応しているのでトレーダーは利用者が非常に多くなっている。感情に左右されることのないトレードが可能というメリット以外にも、リスクヘッジにも利用されることが多い。
証拠金
FXのトレードを行うために必要な保証金のこと。通貨ペアの購入単位などでも金額は変わってくるが、購入単位が小さければ小さいほど、少ない金額でスタートできる。この証拠金にレバレッジを設定して、証拠金以上のトレードを行うことも可能。
スワップ金利・スワップポイント
通貨ペアを一日ロールオーバーすることで各通貨に対して付く金利のこと。金利は一日の市場終了時に必ず付くため、同じ通貨ペアを長期間保有することで、金利差益という利益を売買差益のほかに考えることが出来る。
スプレッド
会社の売値と会社の買値についた差額のこと。FX会社を経由して外貨為替を売買するが、この差額分は会社の利益となる。現在は原則としてこのスプレッド幅を固定している会社も多く、スプレッドはFX口座選びのときに必ずといっていいほど比較される項目となっている。
損切り
マイナスが出たときに小規模のうちにトレードを約定させてしまうこと。ロスカットなどの機能も損切りの一種だが、出来る限り、最初に損切りを行う金額などを設定し、自己判断が出来る場合には損することを前提にマイナスを最小限で食い止めることがFXでは成功の元といわれる。