外貨為替の売買や金利の差益で利益を作る投資ということは分かっていただけたでしょうか？
しかし、何故こんなにFXが儲かると話題なのか、不思議な人も多いことかと思います。
FXが初心者でも比較的簡単に儲かる理由をご紹介します。
FX売買は初心者も使いやすいセオリーがある
FXが初心者でも儲かる率が高いことには理由があります。
これは外貨為替のトレードに、初心者でも分かりやすいセオリーのようなものがあるからです。
過去のデータからわかったセオリーを利用するテクニカル分析と呼ばれることの多いチャートの読み方で、過去の価値の推移を分析して、今後の価値の変動を予測する予測方法です。
秒単位、分単位、長いものでは年単位に渡って変動するグラフを分析して、今までに一番近い動きを探す、セオリーを探してトレードを行います。
チャートを読むというのは、このテクニカル分析を使いこなすということでもあります。
ただし、外貨為替は貿易や世界の情勢、戦争、時には天候など、あらゆる原因で価値を変動させます。
このようなニュースを読み解くファンダメンタル分析という方法もありますが、世界中が貿易でつながっている現在、ひとつの国で起きたトラブルは多数の関連国に影響を与えます。
風がふけば桶屋が儲かるなどと言いますが、外貨為替でもひとつの通貨が与える影響は初心者が簡単に得ることの出来る知識では不可能です。
そのため初心者は最初にテクニカル分析を覚え、徐々にファンダメンタル分析や自分の売買する通貨の勉強を進めていくことが多いのです。
まずはテクニカル分析を、といわれる理由に、FXの外貨為替トレードは極端に違う価値の変動を起こすことがないという特徴も挙げられます。
もちろん、時に急激な価値の下落が起こることは考えられますが、価値が下がり続ける、上がり続けるといった現象は非常に珍しいものと考えられているため、多くの通貨価値は、価値の上下を小刻みに続けながら、価値を上昇させ、上昇しきったら、価値は一気に下がる、といったセオリーをチャートから読むことが出来るのです。
経済などの知識なく、価値の予測がある程度まで、初心者トレーダーでも可能な投資なので、儲かることが多いというのが一般的な考え方といえます。
ロスカットやシストレでリスクヘッジがしやすくなった
FXは多くの人が副業としてスタートするものですから、チャートを確認できない時間なども生まれてきます。
そのため、トレードを出来るだけ長く続けたいという人のために、証拠金以上のマイナスが出そうになったら、強制的にトレードを終了させる強制ロスカットというリスク管理システムがついています。
証拠金以上のマイナスを作らない、という補償があるわけではありませんが、3割以上減ってしまったらトレードストップなど、大きなマイナスになる前に自動的に手を売ってくれるため、マイナスが出続けるといった最悪の事態を回避する役割を担っています。
また、近年注目されているのがシステムトレーディングというトレード方法です。
シストレと略されることが多く、売値や買値、差額などを自分でシステムに登録、そのとおりにシステムが自動売買を行ってくれるというものです。
自分がチャートにアクセスできない時間帯でも、価値や差額の設定通りの売買を行ってくれるので、強制ロスカットのようなマイナスも生みにくいといわれています。
設定とおりの売買というのは、投資では非常に強く、欲やそのときの気分にも流されない投資ができるといったメリットも生み出しています。
そのため、トレードに慣れていない初心者もシストレを使った自動売買で、儲けが出しやすいといわれるのです。
このシステムの開発も進んでいて、今は設定した通貨がもしもこの値段になったら、など、もしもこうなったら売る、買うなどの予約にも対応しています。